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言わずと知れたタオルブランド…「今治タオル」のブランディング

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タオルブランド 「今治タオル」の歴史を学ぶ

先日、研修で今治に行ってきました。

今治タオルを作っている

田中産業(株)の工場を見学、

そして田中社長からは

今治のタオル業界の歴史から

今治タオルとしての

ブランディングの話をお伺いしました。

 

1980年から1990年代、

今治のタオル織物産業は

外国産の流通により減衰傾向に。

それを打破する一手として、

今治タオルを

ブランディングすることになったそうです。

 

ブランディング・プロデューサーは

“佐藤可士和”さん。

ユニクロや楽天、Tカードのデザインで

とても有名な方ですね。

 

 

当時、今治タオル再生プロジェクトとして

今治タオル組合の役員の方が

佐藤可士和さんを訪問しましたが、

最初は断られたとのこと。

 

その時に手土産として持参したタオルを

是非使ってみてくださいと

置いて帰ってきたそうです。

 

後日、そのタオルを使われた

佐藤可士和さんの方から

お仕事を引き受けたいとの連絡があり、

今治タオルのブランディングプロジェクトが

スタートしたそう。

 

佐藤可士和さん、今治タオルの品質の良さに、

これならできる!!と確信されたんでしょうね。

素晴らしい!

 

ものづくり企業 は どこも がんばっています!

現在、すでに有名になった今治タオルのロゴ。

そのロゴを

製品に取り付けてもいい企業は80社あるそう。

そしてそのロゴを使う為には

各社新商品を開発する度に

とても厳しい試験を受け、

合格した商品だけが

ロゴマークを付けられるんですって。

 

今治タオルの中の

優秀なタオルだけってところが、

さらにブランディングを

強くしているんだなぁーと感じました。

 

 

その後、

いろんな会社の今治タオルを集めて

販売しているお店に立ち寄りました。

 

田中社長のお話しをお伺いした

すぐ後だったので、

とっても興味深くタオルに触れたり、

織り方やデザインの

違いを見たりできました。

そして数枚、購入させて頂きました。

 

ふわっふわで柔らかく、吸水性もしっかり。

今回はあえて白いタオルを。

無垢な感じが

より一層質の良さが伝わってきます。

大切に使いたいと思います。

 

このようにモノづくりはどの産業も大変です。

私たちの家を建てることも同じ。

良いものを作り続けること、

それをどう広めていくかも

また重要な課題です。

私は私なりに、このニュースレターで

小さなタネを撒いていきたいと思います!

 

インテリアコーディネーター misa

 

 

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