パッシブハウスは世界をつなぐ~モンゴル旅行記~

7/8〜11、
弊社社長と私はモンゴルへ行ってまいりました。
なぜモンゴル?
今年の3月に
モンゴルで
パッシブハウスの普及に尽力されている
ガンバーさんご夫妻が、
弊社の製作する佐藤の窓の
工場見学に来られたのがきっかけ。
そのガンバーさんと
モンゴル国立大学の教授が主催する
”パッシブハウスカンファレンスinモンゴル”に
ご招待頂いたのです。
現在、モンゴルでは寒さ厳しい冬に
遊牧民族のゲルで
石炭を燃やして暖を取るために、
冬の大気汚染がひどいとのこと。
▼モンゴルのゲル▼
そこで空気環境を良くするために
まずは住環境の改善から
ということで
パッシブハウスを建てる技術者を
育成しているそうです。
また彼らは首都ウランバートルの中心地の
スフバートル広場に
ミニチュアのパッシブハウスをつくり、
その中で真冬に金魚の水槽を置き、
「無暖房でも金魚は生きている」
というパフォーマンスをして
モンゴルの人たちに
パッシブハウスの凄さを
アピールしたのだそう。
それ以降、
パッシブハウスへの関心が
ものすごく高まっているですって。
凄いですね!
さてカンファレンスでは
弊社が製作している
木製サッシ”佐藤の窓”について
発表させて頂きました。
パッシブハウスを
建てるために欠かせない
性能の良い窓が重要ということで
社長が登壇した、
というわけでです。
同じく登壇した方たちは、
中国の窓メーカー、
またパッシブハウスの
いろんな計算をする
ソフトの開発に携わった方々。
発表が終わった後も、
聴講された
建築関係の人たちや学生さんから
たくさん質問があがってきて、
予定より延び延びの
カンファレンスとなりました。
祝大成功!
パッシブハウスに「性能の良い窓」は必須!
近い将来は輸入に頼らない、
モンゴルの自国での
材料調達ができるようになれば、
よりスムーズに
住環境の改善が進むでしょうね。
窓については、
うちの工場に研修に来て
技術を習得したモンゴルの人たちが
モンゴルで自分達の手で
性能の良い窓を作れるように、
技術の伝達でお手伝いできれば、
私たちも嬉しい限りです!
さぁ、
ワールドワイドになってきましたよ。
これからの動きにワクワクですね!
インテリアコーディネーター misa
香川でパッシブハウスを
体感・見学できます
他にもあります「くらしのコラム」