太陽光と蓄電池のお話 その3

太陽光パネル と 雨漏り

太陽光を載せたら雨漏りが心配…と不安な声も良くお聞きします。

でも実は雨漏りの心配はほとんど無いのが現状だそう。

瑕疵担保責任保険を取り扱っている大手の保険法人でも

年間1件未満という現実。

 

例えば、年間11万件の

新築戸建住宅の瑕疵担保責任保険を受け付けている

JIO(日本住宅保証検査機構)でも、

これまで把握している太陽光パネル設置工事に起因する

雨漏り事故の処理はたったの２件のみ。

 

ちなみに弊社が良く使う

太陽光パネル会社の長州産業では

採用実績25万件のうち雨漏りは20件も無く、

そのほとんどが屋根材や防水シートの劣化が原因です。

 

実質太陽光の設置が原因での雨漏りは

非常に少ないことから、

同社が雨漏りを含めて

“施工10年保証”を付けているのも納得できますね！

 

太陽光パネル の 設置方法

また、太陽光の設置の方法も大切なポイント。

屋根置き型の場合、取り付け架台が必要となり

その架台の取り付け方法が

①屋根に直接ビスなどで留め付けず、掴み金物で屋根に留める方法

②屋根に直接ビスなどで留める方法

の２つあります。

 

もちろんリスクが低いのが① ！

弊社が良く採用するガルバニウム鋼板屋根の場合、

①の屋根に穴を開けない工法で

太陽光パネルを載せられるのでとても安心、オススメです。

 

“雨漏りが心配”というのが

太陽光を設置しない理由のひとつに挙げられがちですが、

現状はそうではないことがお分かりいただけましたか？

次回も、太陽光の謎！？何が正解？！に迫ります。

お楽しみ！

 

スタッフ　タッキー

 

＜参考文献＞
株式会社エクスナレッジ『建築知識ビルダーズ』2022年秋号No.50,ｐ.24-26「太陽光発電にまつわる3大疑惑」