遅れてくる痛みは怠慢から
この週末私用で東京に行っておりまして…
少し空いた時間で20年ぶりくらいに
東京タワーに上ってきました^^
東京タワーは
実は階段でも上ることができるんですよ~
元気に階段を上った記憶…
ちなみに写真は階段を下っているのですが
それでもしっかり筋肉痛に。笑
東京の街並み。
やっぱりマンションが多かったです。
戸建てのお家で
自分の「好き」を家全体で叶えるのって
素敵なことだよなぁと
なんか改めて思っちゃいました。
お家づくりをするなら後悔したくない、と思うもの。
後悔しないために
性能は諦めないでほしい所です…。
ということで今回は断熱の基準について少し。
家の性能の指標としてよく使われている
断熱の性能指標Ua値(外皮平均熱貫流率)は
家から逃げる熱の合計を
家全体の表面積で割った平均値。
字面だけ見ると難しそうですが…
熱逃げの量が少ないほど数値が小さくなるので、
ざっくりいうとUa値が小さいほど
「断熱性能のいい家」
ということになります^^
日本には「平成28年省エネルギー基準」
という基準があり、
日本を8つの地域に分けて
お家の断熱性能の基準を定めています。
香川も当てはまるⅥ地域の基準は
「Ua値0.87」
…これってどのくらいなの?と思われるかもしれませんが、
断熱性能基準と謳う割にはなかなかに悪いです…
▼諸外国では0.35~0.45▼
HEAT20:「設計WGからの報告 設計ガイドブック2016+の内容と新たな住宅外皮性能グレード」資料より
この基準の低さが
「日本は住宅において後進国」と言われる
最たる理由のひとつ。
ちなみにこの基準も義務ですらなく、
“努力目標”だったのです。
2025年からはこの基準を上回る断熱性能で
建てることが義務化されます。
これが最低基準となるのですが…
ようやく、という感じですね^^;
断熱性能基準の見直しが図られ、
さらに上位の断熱性能等級が設けられました。
パッシブハウスは最高レベルの等級7にあたります。
「そこまでやらなくても…」と思いますか?
現状ただでさえ
他の国より遅れているというのに。
住みだして30年後の日本の家の性能基準は
どのレベルにあるんでしょうかね?
将来後悔しないレベルの性能の家を建てることで、
今からたくさん恩恵を受け続けられるのに…
…これは書きだすとめちゃくちゃ長くなるので
また少しずつ書きますね。笑
▼もっとコアな話を聞きたい方は…▼
スタッフ のん