パッシブハウスでゴミ削減につなげる
マスクから解放されると思いきや、
花粉症でマスクが手放せないという人が多いですね。
今年はスギ花粉が例年よりも多く飛散しており、
発症する人が続出。
私もその一人です。
そんな中、久々にリアル開催の研修に参加してきました。
ゴミ を 減らす 工夫 で 地域 に 根ざした会社に
今回は埼玉県の産業廃棄物中間処理業者、
石坂産業さんの見学へ。
ゴミ処理場ということから、
昔は近隣住人からの反対があったにも関わらず、
現在は地域にとっては欠かせない存在にまで
成長している稀有な会社。
近隣への環境配慮から
ゴミ分別処理を工場の中ですることは非常に珍しく、
焼却処分もしないから煙が出ない。
“ゴミをゴミにしない”取り組みが徹底していて、
なんとゴミの再生率が98%。なんて驚異的!
あと数年で100%を達成したいという抱負も、
この会社ならやれるな!と実感しました。
再生できない ゴミ 、実は… 環境 問題 と 家 の 関係
今、再生出来ていないゴミって、
実は建築廃材、コンクリート廃材なんですって。。
私たち建築屋としては何とも耳が痛いお話。
昔と比べると随分よく分別されてはいるものの、
何か他のものに再生するには難しいのだそう。
埋め立てするほか無いそうです。
また新しい建築素材は
生産時にどんな接着剤など
何が使われているかわからないものも多く、
処理する時にその成分が分からない故に
再生不可となる…という
何だか悪循環も起きているとか。
私たち建築屋はモノを作る時から、
モノを廃棄する事を視野に入れた
素材選びや工法を提案する
必要があるな、と実感。
すでに私たちがおすすめしている
パッシブハウスという考え方が
ゴミを無くすことにもつながっています。
だからそこに住むだけでゴミの削減に
一役買っているということ。
こうして環境保全が循環し続けられたらイイな♪
と思いました。
インテリアコーディネーター misa
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