和室の収納扉・押入れは”ふすま紙”のデザインで上品・モダン・おしゃれになる!
和室にアクセントをつける際
壁や天井にカラー・柄クロスをつけたり、カラー畳にしたりする方法もありますが、
押入れの扉やふすまをアクセントにするのもありです!
今回は和室の収納扉を”ふすま紙”でアクセントにした実例集のご紹介です。
鶯茶色のふすま紙でやさしい印象に
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床 一帖畳
(一部:パインフローリングにダークブラウンで塗装)
襖紙 銀河 鶯茶色
プリーツスクリーン
リビングと併設する和室コーナーです。
三帖ほどの和室ですが、吊押入れにすることで下に空間が出来て少し広く感じられます。
その空間に季節のお花や雛人形などの季節の飾り物を置き、楽しんだりするのもいいかもしれませんね。
畳やクロスはベーシックな色合いですが、襖紙をアクセントにしています。
日本の伝統色の鶯茶なので和室によくあっています。
障子に代わるプリーツスクリーンは 和になりすぎず、色合いもやさしい感じにしてくれます。
紺色のふすま紙でモダンでお上品に
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床 一帖畳
押入れ建具 製作 襖紙 銀河 2294 聚楽(紺)
紺色の襖紙が美しい和室です。
和室の魅力は、居間・寝室・客間といったように部屋をいろいろな用途に使うことができる点です。
押入れには季節・節句ものの飾り物、座布団・布団を収納できます。
照明は提灯型の照明を採用しています。
和紙を通した光は柔らかく上品なあかりとなってやさしく灯してくれます。
天井の色を壁紙の色よりも濃くすることで、より落ち着いた雰囲気に!
床の間は落とし掛けと床板をブラックの艶があるもので塗装することで
モダンで上質なイメージになっています。
ダークブルーのクロスでイメージづくり
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床 縁なし半帖畳
一部 バーチフローリング 塗装
壁 クロス
引き戸を開けるとリビングと一続きにつながる和室です。
床の間や障子の枠などは濃いブラウンで塗装しモダンなイメージに。
アクセントとなるのが、吊押入れのダークなブルー。
襖紙ではなくクロスから選び貼り付けています。
和室もクロスによって、イメージが変わりますね。
青海波模様のクロスで和の雰囲気に
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床 畳 ダイケン 健やかおもて
板間床 ノッティボルドーパインエッグホール
壁 クロス
板間部分にある三日月のように丸みを帯びた壁の後ろ側には間接照明を設置していて、
照明をつけると柔らかく光ります。
板間の床はなぐり加工という独特の削り痕を残す日本の加工技術を施したフローリングです。
なぐり加工の種類はいろいろありますが、こちらのフローリングはスプーンで表面を削ったような丸みを帯びた大きめの模様で存在感があります。
吊戸棚の襖紙は和柄の青海波のような模様のクロスで引き締まりますね。
普段はリビングとひとつながりですが、ふすまを閉めると個室にもなります。
日本の伝統色や伝統文様はやはり和室にあいますね!
しっとり上品でおしゃれな空間にプラスする際は
伝統色・文様を取り入れてみてはいかがでしょうか?
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