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高松・丸亀の工務店『パッシオパッシブ』木製サッシ"佐藤の窓"『Rainbow Ocean View』

【ぼちほどvol.1】田舎 暮らし は メリット だらけ! 移住 しても 後悔 しない 香川の魅力

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こちらはパッシオパッシブのスタッフによる

「ぼちぼち、ほどほど。香川に暮らそう。【ぼちほど】メルマガ」の内容を

ブログにしたものです。(2021年10月1日~2022年11月26日配信分)

 

私が 田舎 に 移住 した 理由

こんにちは。パッシオパッシブで働くスタッフの「のん」です。

これを読んでいる方の中に

東京・大阪など いわゆる「都会」で住んでいる、

もしくは働いている方はどの位いるのでしょうか。

 

私は大阪に生まれ神戸で育ちました。

都会と言ってしまっていいのかわかりませんが

比較的栄えていた地域に暮らしていました。

 

自転車でハーバーランドへバイトに行き、お買い物は電車10分で三宮へ。

電車が合えば大阪も30分で行けたので

USJの年パスを持った友達と大阪でよく遊んでました。

 

そんな暮らしをしていた私は今、香川の丸亀というところに暮らしています。

とってもいいですよ、香川。

 

私にはキラキラして見えたことや衝撃的に思ったことも、

現地の人にはそれが当たり前で。

都会が好きな人には魅力的じゃないみたいで。

あんまり口にしては来なかったのですが…なんだかもったいないなぁと思ったので

自分の経験・体験に基づいて感じた「香川での生活の良さ」について

のんびり綴っていきたいと思います。

 

都会の暮らしに疲れて、私と同じ思いをしている方へ

「田舎に暮らす」ことを

生き方の選択肢の1つとして

持ってもらうきっかけになればとてもうれしく思います。

 

私自身、はじめから田舎への移住を切に願っていたわけではありませんでした。

ひょんなことがきっかけで

自分の「生き方」について考えるようになったのです。

 

都会 の 暮らし に 疲れた

私は大学の就職活動をきっかけに、神戸を出ることを決めました。

就活中に行ったある合同説明会にU・Iターンのブースがあったのですが

私はそれに気が付かず、そのブース内にいた企業の方の話を聞いていました。

そしてその企業の方が最後の方に”四国の魅力”を語りだしたのを聞いて

「おや…ここは四国の企業なのか…」と気が付いたのです。

 

大学の就職活動でたまたまU・Iターンの話を聞いたことで気が付いた

「都会を離れて田舎で暮らす」という新しい選択肢。

結局、関西圏で決まっていた他の内定を蹴って

縁もゆかりもない地、香川に就職しました。

両親、友人、会社の上司や同僚にも

「神戸に居ながら、 なぜわざわざ香川に出たのか」と首を傾げられました。

 

わからない人には、わからないのかもしれない。

私はそこからどうしても 逃げ出したかったのです。

 

 

神戸ではアパレルの販売員としてアルバイトをしていました。

業務中の合間でもお客様へのあいさつ、ご案内、お声がけ…

たくさんのお客様に対応する中で 目まぐるしく、時間が過ぎていきました。

 

平日朝にはJR駅ナカのコンビニでレジ打ち。

通勤ラッシュの流れのまま、急ぎ足のお客様を前に息つく間もなく。

電車は5分・10分待てば12両でやってくる。

それでも駆け込み乗車はなくならない。

電車は事故などでよく遅延する。朝そうなるとホームが人でごった返す。

 

次の電車を待つか、振替の別の電車に乗るか。どちらが早いのか。

急いでいる。みんな、イライラしている。

 

人並みに流されながら歩いて、追われるように生きて、

潰されないように自分を守っていたように思います。

 

もちろん、落ちつけるような場所もありました。

でも、そこから街に出ると…うまく言えないのですが

「ファスト、ファスト」な考えが根っこに流れていて、

それが張り巡らされているような気がしていました。

 

便利だから人が集まる。

集まるからこそ、より便利にすべきで、実際便利になっていく。

そしてまた人が集まる。

 

便利さに比例して加速していくファストの渦

それに振り回され飲まれていく人々。

私はそんな街の在り方に

何となく疑問を抱くようになっていたのです。

 

このファスト、ファストの渦に飲まれていた私。

「田舎暮らし」という選択肢を前に、

このままここにいて、私は幸せなのだろうか?

自分の生き方にも疑問を抱くようになっていきました。

 

”幸せ”  の 基準 って? 自分のものさしを探す

人によって“幸せ”の価値観は違います。

お金をたくさん得ることなのか、愛があることなのか、

はたまた仕事や趣味で目標を達成することなのか…

いろんな“幸せ”の価値観があるけれど

「絶対これが正解」と言いきれるものはなくて。

だからこそ立ち止まって

「自分にとっての幸せとは何なのか?」を

じっくり考えてみることって結構大事だと思います。

意外と何も考えずに

毎日って生きていけてしまうものですから。

 

どんな自分で居ることが幸せなのか。

どんな環境に居ることが幸せなのか。

 

「せわしなく毎日が過ぎる街に疲れた。穏やかな街に暮らしてみたい。」

…ということで、

私は“私の幸せ”を香川に見つけに来たのでした。

 

同じ環境に置かれても価値観が違えば、

みんなそれぞれに違ったことを感じているはずです。

自分を取り巻く環境に自分自身を合わせていく器用さも

必要なのかもしれませんが…

自分に合う環境がきっとあって、それを探して選んでいく。

もしくは自分の「これだ!」と思う環境を自分で作り出していくような。

そんな生き方が素敵だと私は思っています。

だからこそ

自分のものさしで「いい」と思うものに対して、

まっすぐ生きる人に憧れがあるんです。

 

パッシオパッシブのスタッフは

この街に「いい家」という価値を作り出すことに誇りをもっています。

各々の個性が生かされながら、いい家をつくるために協力し合う。

みんなシャイなのであまり声を大にして自己主張したりしませんが、

黙々、コツコツ、自分の仕事に真摯に向き合う人達です。かっこいい。

 

…前置きが長くなってしまいました。

香川に移住してきて感じたことについて綴っていこうと思います。

 

意外と都会⁉  香川の「ぼちぼち、ほどほど」な 田舎 感

 

正直に言います。

移住する前の香川のイメージって

「山!川!海!田んぼ!うどん!」でした。笑

 

比較的都会に住んでいる人の「田舎暮らし」のイメージって

きっとそんな感じ。

「自然がいっぱいの中でのびのびと生きていける。でもちょっと不便かも?」みたいな。

でも実際、地方でも栄えているところもあるんですよね。

 

美しい山を背景にせせらぎの小川が流れ、

田んぼの中にぽつんと行列のできるうどん屋がある

…なんて勝手なイメージを持って香川に来たら、

街が賑わっていてびっくりしたのが私です。笑

 

香川県は 北は瀬戸内海に面し、南は讃岐山地に囲まれ、

豊かな自然に溢れています。

その一方で高松を中心とした地域では都会な雰囲気を纏っています。

 

高松駅前の通り沿いにはオフィスビルが並び、スーツを着たサラリーマンが行き交います。

オフィスビルの前は片側3車線の大通り。

この通り沿いにあるバス停からはいろんな方面へのバスが出ています。

関西方面なら3時間もあれば大阪まで行けますよ。

 

夜は裏通りの飲み屋街が大賑わい。

立ち飲み屋さん、お寿司屋さん、本格中華料理のお店、こんなところに沖縄料理屋さん!?と、

至るところで昼間バリバリ働いた会社員の皆さんが仕事終わりにワイワイ楽しんでいます。

 

近くの高松中央商店街には

おしゃれカフェ、最近流行の食パン専門店、ブティックに雑貨屋さん…と、

こちらも巡りたくなるお店がたくさん。

高松中央商店街は実は日本一アーケードの長い商店街!

最先端のおしゃれなお店と

昔ながらの懐かしいお店が一緒に楽しめるのでおもしろいですよ。

アーケードのあるところだけでも2km以上あるので

全部いっぺんに回るとちょっと疲れるかもしれません…。

 

ちなみに商店街の最北端にあるアーケードドームは隠れたインスタ映えスポット。

深夜人がいない時間、

ライトアップされたアーケードドームにわざわざ写真を撮りに来る人もいます。

クリスマスの時期なんかはこんな感じに。

週末の昼間はここでイベントが行われていることも多いです♪

 

また、県下にはショッピングモールもいくつかあり、

ショッピングと一緒に映画を楽しめる所もあります。

代表的なのが「イオンモール」と「ゆめタウン」。

小さいお子様が楽しめるようなイベントも開催されており、

工夫が施されているなぁと感心します。

 

先日あるショッピングモールの駐車場にははしご車が来ていて

キッズが大行列をなしていました。笑

週末は家族連れで賑わっています。

フードコートやレストラン街もあり、休日を楽しむには申し分ない場所です^^

 

 

高松駅前の大通りからバスが出ている話を少ししましたが、

香川は交通のアクセスも悪くないんですよ。

高松からは東京、神奈川、千葉、愛知、京都、大阪、福岡・・・

いろんな方面へのバスが出ています。

会社によっては提携駐車場が近くにあり、格安で車を置ける場所も。

高松までサクッと車で行って、バスに乗れば手軽に各地におでかけできます。

 

それから、香川には空港があります。

私も長時間バスに揺られるのが苦手で…

高松空港から飛行機で東京へ行ったことがありますが、搭乗時間だけで言うと1時間半くらいなんですよね。

「えっ、関西行くより早い…東京近いな…」と戸惑いました。笑

 

 

そして香川の少し西の方、

パッシオパッシブもある丸亀からも岡山がすぐそこです。

電車、もしくは車で瀬戸大橋を渡って…こちらも1時間くらいで着きます。

…実は丸亀は高松より本州が近いんです!笑

岡山からは新幹線も出ているので、ここからも日本各地にスムーズに移動ができます。

 

皆さん小学校で習ったの、覚えていますか?

香川は日本で最も面積の小さい県です。

香川県の東の端、東かがわ市から  西の端、観音寺市まで

高速道路を使えば1時間少々で行けます。

1番長い東西でこの移動時間ですから、香川県下ならどこだって日帰りで十分回れるわけです。

(離島はフェリーの時間の兼ね合いなどもありますが)

街の中心部の高松近郊、移動手段のバス・電車・飛行機のある場所にも

すぐ行くことができ、そこから日本各地へ動くことができます。

 

つまり香川県は自然の豊かさだけでなく、

都会の雰囲気・街の賑わい・利便性もぎゅうっと凝縮された県なのです。

 

「ぼちほど」というタイトルで推している通り、

香川は「ぼちぼち、ほどほどな田舎」。

高松近郊を中心に都会の雰囲気・街の賑わいを楽しめ、

香川から日本各地への交通の便も悪くないので、

これまであまり田舎に馴染みがなかったような人にも暮らしやすい街です。

 

「田舎暮らしだ!」と喜んで、実際に住んでみたら不便すぎて…

みたいな辛い思いはしにくいのではないでしょうか。

 

自然の豊かさも感じられ、この“田舎”の「ぼちほど」具合。

ほんとにちょうどいいんですよ~。

 

瀬戸内 の 海 は きれい。

香川の魅力についてぼちぼち、ご紹介していきたいと思います。

私が香川を語る上で絶対外せないのが「海」です。

神戸は港町です。

ハーバーランドにバイトに出ていたこともあって

海なんてほぼ毎日見ていたのですが、

香川に就活の面接に来た時、

高松駅前から広がる瀬戸内海の光景にすっかり魅了されてしまいました。

 

神戸とつながっている海なはずなのに…“きれい”なんです。とても。

 

「神戸からの海は南に向いて見るのに対して、香川からの海は北に向いて見るから、

太陽の光の入りや反射の具合で香川から見る海の方がきれいに見える」

という説を聞いたことがありますが…実際どうなんでしょうかね。

 

太陽の出ている時間に見ると水面が少し透けて、

太陽の角度によってはエメラルドグリーンに見えたりします。

つながっている同じ海なのに 透明度が違う…?

なぜなんでしょう。

未だに不思議に思っていることの1つです。

 

 

太平洋の海を見られたことはありますでしょうか?

場所によって波の高さなどが違うのかもしれませんが、

私は高知で太平洋を目の当たりにして思わず息を飲みました。

力強く打ち寄せて、岩の岸壁を削る荒々しい波。

砂浜の海岸では波の1つずつが大波で、

打ち寄せるたびに地鳴りのようなゴゴゴという音を感じます。

私は少し油断して砂浜に突っ立っていたので波から逃げきれず、

膝丈までびしょ濡れになりました…。笑

 

安全地帯から見ていると、エネルギッシュでパワーをもらえる海です。

かっこいいし迫力もあるのですが…私は、海は穏やかな方が好きで。

 

 

私にとって海は 自分を空っぽにする、リセットさせる場所。

ぼーっと眺めていると心洗われる、そんなやさしい海から眼福を得ています。

 

悩んでいるとき、辛いとき、何も考えたくないとき、

私は癒されるために瀬戸内の海を見に行くのです。

 

香川に来られたら、お天気のいい日を選んで

「ただそこにあるだけの海」に心委ねてぼーっとしてみてください。

ぽうぽうと汽笛を鳴らしながら小さくなっていく船、

風に身を任せてゆうゆうと舞う鳥なんかを眺めて、

時々突然跳ねるお魚にびっくりしながら(笑)

 

瀬戸内海の穏やかさと陽だまりのやさしさに包まれて、何もかも忘れて。

ただそこにあるだけの海に同調して「ただそこにあるだけの人」になる。

港に足を運ぶと大抵釣り人がいます。

私も釣りができたら楽しいかな、なんて思ったりもしたのですが…

「ただそこにあるだけの人」は ただそこにあるだけなので

釣り竿の先の浮きが沈んだかどうかなんて、きっと見ていられない。

 

魚に餌を食われて終わるな、ということで

結局住みだして7年経った今も手を出していません…

 

人混み の イライラ・ストレス が解消

関西より香川の方が、人が少ない。

…当たり前かもしれないのですが、

私にとっては移住して1番うれしかったことの1つです。

人混みが苦手で…

長く住んでいれば慣れてしまいそうなものですが、私は結局馴染めなかったです。

出かける場所という場所に人が少ないというだけで 気持ちはぐっと楽になりました。

 

同じ空間に人間が多いと圧迫感が出ます。

私のような小心者は 息苦しくなったりもするんです。

 

ちょっと気になるお店で商品を見ようにも

身動きが取れなくて全部見られないまま店を出た

とか、

お店で食事のあとおしゃべりを楽しんでいると

「お待ちのお客様がおられますので…」と退店を促される

とか、割とあります。

あと土日のお昼時にフードコートなんか行こうものなら

座席取りの合戦場。まさに戦。

立って待ちながら空席が出ないか目を光らせた人でいっぱいです。

特に関西は皆さん勢いがありますので、グイグイ来ます。まぁまぁ怖いのです…。

 

香川に来てからはゆっくりお買い物やお食事を楽しめています。

ただ、いつでもどこでも空いているか、というとお店によりけりなので

お食事などで行く場合は予約を入れておくと安心ですね。

 

そういえば先日、

ある海沿いのレストランのディナーの予約をしようとしたら

「結婚式のパーティーの  予約が入っておりまして…」と断られてしまいました。

 

瀬戸内海を一望できるガラス張りの店内、おしゃれでおいしいお料理と飲み物。

そりゃあパーティーも開かれます。景色最高のいいお店ですもの。

また日を改めて行きます…。

 

「瀬戸内海に魅せられて、癒されている」という話を書きましたが

やはり同じように思う方は多く、需要があるようで…。

海際のレストランやカフェは大変人気です。

景色のいい席は予約がないと座れなかったりします。

 

まぁ特別ムードを大切にしたいわけでなければ

「お料理や飲み物が美味しかったらいいや」って思っちゃったりもしますけどね。笑

香川は瀬戸内の海の幸に美味しいお肉もあり、

グルメな人にもおすすめしたい食べ物もたくさんあるんです♪

それはまたの機会に^^

 

 

瀬戸内 香川の 穏やかな 気候・天気

香川の穏やかさはお天気や気候からも感じられます。

まず香川に来て驚いたのが「雨が降らない」こと。

 

全く降らないわけではないのですが、

神戸に居た頃を考えると雨に降られる確率が圧倒的に低くなったように思います。

にわか雨に打たれることもなく、

「台風が来るぞ~しっかり対策を!」と大々的に報道されている最中に

一滴も雨が降っていなかったりして。

(風は強いこともあるので、台風への備えは必要ですけど)

 

雨が降らない地として有名なのは「ハレの国」お向かいの岡山県ですが…

香川もなかなか負けていないと思います。

 

 

香川の南側に連なる讃岐山脈。

四国の真ん中に横たわるように山々がそびえ立つ四国山地。

南から来る雨雲はこの山たちに遮られている、と

香川の人から聞いたことがあります。

実際、四国の降雨量を見ると四国山地よりも南側の高知県が圧倒的に多いんです。

おそらく台風が来ても雨が降らなかったりしているのは

その分高知県側でたくさん降っているのでしょう…。

 

「雨があんまり降らないならいいじゃん~」

と思った方もおられるかもしれませんが、

反対に香川県は水不足に悩まされてきた歴史もあります。

大きな河川がないため水源に乏しく、水不足になりがちだった香川県。

「香川用水」の建設、各自治体の努力もあり、水が枯渇するような事態は解消されました。

 

ちなみにうどんをつくる工程である程度の量の水を使うため、

「香川はうどんの作りすぎで水不足になっている」という噂もありますが…

さすがにそれはないです、多分。笑

 

 

雨の日はご紹介したショッピングモールに人が集まりがちですが…

香川はあまり雨が降らないので、お休みの日は外遊びがたくさん楽しめます♪

草木がいっぱいの公園でピクニックをしたり、お花を見たり、虫取りしたり…

自然が豊かで敷地も広くとっている公園が多いので、

子どもたちものびのび遊べますよ♪

 

最近大人の間でもキャンプが流行していますが、

香川はキャンプを楽しめる場所もたくさんあるんです。

そうそう、香川は海も山も近いので

海際のバーべキューからのキャンプ、山で木々の匂いや鳥のさえずりを楽しむキャンプ、

どちらも目いっぱい楽しむことができますよ~。

外遊び好きだったら、休日無限に楽しめると思います。

 

そして…家のすぐ前、芝生のお庭でお手軽に「お家キャンプ」。

こんな楽しみ方ができるのも香川が穏やかな気候だから、ですね!

 

 

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